2007年05月11日
ぽち袋
和モダン.COM(kobe)のKONISHIです。
今回は、和な本のご紹介です!

これは
ぽち袋が「雛形(切り取って使える展開図)」になった、和ごころをくすぐる、かわいい本です。
今 ぽち袋を使うというと、
お正月に、お年玉袋としてぐらいですよね?
もともと、ぽち袋は、
お金を剥き出しのまま渡すことに抵抗を感じた日本人の慎ましやかな感性から
生まれたそうです。
それゆえ、中身のお金以上に渡す人の「こころ」を伝えるために
さまざまな工夫がなされてきました。
そして昔の人は、ぽち袋に描かれている芸事なり文様なりのモチーフに
対する知識を誰もがある程度持っていたので
渡す側・受け取る側の間で、絶妙なこころの通い合いがあったそうです。
そのような無言の通い合いって、何だか素敵ですよね♪♪
本の中で紹介されていたものをいくつか紹介しますね。

これは「茄子」と「成す」をかけた、モチーフ。
ものごとが成就するおめでたい文様として親しまれていたそうです。

これは瓢箪。
六つ組として描かれて「六瓢(むびょう)」と「無病」をかけて
縁起をかつぐモチーフです。

こちらはお楽しみぽち袋。(素材なので完成形ではありませんが)
着物の裾からちらりと見える襦袢(下着)のように
下からちらりと別の柄を見せるという変わり折り。
昔の人は、着物の振りや裾からちらりと見えたときに
いかにお洒落なものを着ているか・・・ということをひとつのお洒落に
していたんだと書いてあります。
このチラリズムは今にも通ずる美意識ですよね★
今ではかしこまってぽち袋を使う機会があまり無いですが、
立て替えてもらったお金を返すとき、
小さなものを贈るときなどは、
先人の粋なはからいを見習って、相手に似合う柄を選んだり・・・
季節感のある柄を選んだり・・・
というのも楽しいものだなあと思いました。
ちょっとしたことに
ちょっとこころを付け加えることで
粋な女性になれるんじゃないでしょうか♪
この本は、切り取ってぽち袋として使用できるようになってるのですが、
とてももったいないので
今度 京都に行ったら、かわいいぽち袋を探してみようと思います!
ご紹介した本:新雛形 ぽち袋
しゃれ紋・歌舞伎・変わり折り マール社












コメント
KONISHIサン
すごく素敵な本ですね。
茄子やひょうたんの柄をお店で見かけたことが
ありましたが、そんな意味合いがあったんですね!
初めて知りました。
ちらっと見えるお洒落や言葉ではない粋な計らいとか、憧れます。
もし、使う機会があれば挑戦してみたいし、それが解る女性になりたいですね^^
とっても参考になりました。
また、いろいろ教えてくださいね♪
投稿者 きみどり : 2007年05月14日 16:14
KONISHIさん初めまして。
ポチ袋の模様にそんな意味があったなんて
初めて知りました。
今度お店で見たときにはじっくりと
観察してみようと思います。
投稿者 藤子 : 2007年05月15日 14:45
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