2007年5月21日

てしま旅館

和モダン.com(KOBE)の小野です。

先日、何年か前からずーっと気になっていた山口の旅館にやっと行って来ました!
そのお目当ての旅館は、宇部の近く、阿知須(あじす)という町にあります「てしま旅館」さんです。

今回は特に観光が目的ではなく

「温泉に入ってひたすらゆっくりする!」
が自分の中のテーマでした。

さて、阿知須のインターを出て、少し走ってたどりついたのがココ。

てしま旅館

ちょっとレトロな日本全国どこにでもありそうな昭和中期の旅館という感じ!

てしま旅館看板

「ここ、ここ!」裏手に回って車を停めます。

入口

中から笑顔のスタッフの方がお迎えに出てきてくださり、ワクワク!

さて、一歩中に入ると、なんと・・・?!
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このギャップ!

エントランスフロア

驚きの空間です。
「和」とシンプルな「モダンデザイン」が溶け合った何とも言えない癒し空間。
大きな窓が開放的で、インテリアも素敵、デザインされた空間が嫌味じゃありません。
単純に「こういうとこ好き」「ホッとする」って思わせる空間。
本当にイメージ通りの宿でした。

そうなんです。
こちらは、昭和40年初期に建てられた旅館を、外観は敢えてそのままに、
内観のみをリノベーションさせた空間なんだそうです。

京都の空間デザイナー辻村久信さん、以前足袋シューズのブログでも紹介した
SOUSOUのもりたもとこさん等多数のデザイナーさんが協力されたそうです。

古いものを新しく、新しいだけではなく更に素晴らしく、今の時代に心地よく再生されるのって
本当にスゴイなと思います。
古いままでいいものってたくさんあって、そういうものも本当に大好きなのですが、
それを使って更に素晴らしくセンス良く生き返らせるということに個人的にはとっても興味があります。

そして、こちらのエントランスフロアはソファも座り心地がよく、
リビングかと思わせるほどのいい居心地。。。

照明もそこかしこに効果的に使われており、非日常的な空間にスルスル入っていくことが出来ます。

センスのいいBGMがずっと流れていて、CDに雑誌や写真集、その他遊び心をくすぐる本がいっぱい。。。
いくらでも楽しい時を過ごせます。
もちろん、本やCDは部屋に持って行って読んだり聞いたりすることも出来ます。

リゾートならぬ「和ゾート」(笑)なんて造語も見たことがありますが、
本当に海外ではなく国内でゆっくりしたい方へオススメです。。。

生け花

お花も何ヶ所かにきれいに活けられており、気分がよくなります。
なんだか落ち着きますね。

着くなり「どうぞ」と、出してくださったお茶とお菓子。
もちろん、おしぼりはSOUSOUのタオル。

お茶 おしぼり

お茶もお菓子もおいしくて、長旅の疲れが癒されます。
スタッフの方の絶妙なおもてなし具合がとてもうれしい。
ご家族で経営されているだけあって、お家に来たようなあたたかいおもてなし。
決して気取り過ぎず、また、過剰なサービスでもなく、かゆい所に手が届くような、
本当に行き届いたおもてなし。

チェックインする時には、何色かある浴衣の色を選ばせてもらえます。

浴衣 かご

こちらもSOUSOUで見たことがある柄のかわいい浴衣!
私はしぶい黒と迷った末、ピンク色の浴衣を選びました!
何やらみんな色とりどりのかわいらしい浴衣に着替えて、
お部屋に備え付きの右側のかごを持ってお風呂に向かっています。
かごもかわいらしくてうれしい。

さて、あまりの感動に前置きが長過ぎましたが、私が泊まった部屋はこちら。

入口 芍薬

「墨白(ぼっぱく)」と言う名前のロフト付きの部屋です。
各部屋、日本の伝統的な色の名前がつけられています。
部屋の中には季節の花、「芍薬」の一輪挿しが。
帰る日にはもう少し花が開いており、表情が変わりました。

お香も各部屋に用意されており、好きな香りを楽しむことが出来るんですよ!

こちらがお部屋の様子です。下が和室とリビング、上がロフトです。

墨白の間 ロフトへの階段

ロフト付きなので、右側の階段から上がり、ロフトへ。。。

ふとん

ロフトへ上がるとこちらもSOUSOUで見覚えのある柄のふとんがかわいい。
フカフカです!


ダイニング 窓際 

下の階にはおしゃれなダイニングテーブル&チェア。
チェアが座椅子っぽくて低いので、とっても座り心地がいい。
家にもほしいな。。。なんて思いながら。。。
ちなみに奥の壁の黄緑色の引き戸の中にはTVが隠れています。

右側の窓際には少しくつろげる間が。
CDプレーヤーもあるので、早速下で借りてきたジャズやブラジリアンのCDをかけると心地よくて。

さて、食事ですが、山口は本当においしい食材がいっぱい!
一日目は旬の食材がふんだんに使われた「山口会席」
そして、二日目は車えびづくしの「車えび会席」を楽しみました。

旬の食材、山口ならではの食材のおいしさがぎゅっと濃縮された料理に堪能、
また今までこんなに新鮮なえびをふんだんに食べたことがなかったので、本当に驚きました。
そしておいしかったです。
また、おいしいだけではなく、目でも楽しませてくれる料理、とっても美しかったです。
お料理の器も本当にかわいいものばかりで、料理を更に際立たせ、
下に敷かれているSOUSOUのランチョンマットもおしゃれです。

では、二日目に食べた「車えび会席」を少しご紹介します!

まずは、「前菜季節の五種盛り」「お造り」
まだ、ピクピク生きている車えびにドキドキしながら食べました。
旬の食材も取り入れて、本当においしい。

前菜&お造り えびの頭の揚げ物&焼き物

また、お造りのえびの頭は、後で上のように揚げ物や焼き物にして、
持ってきてくださいました。

お酒は山口の地元のお酒で、おもしろそうなので、
5種類飲める「番頭おすすめきき酒セット」を注文。

きき酒セット

①酒呑童子「紫苑」(純米吟醸)
②澄川酒造「東洋美人」(純米辛口)
③中島屋酒造「中島屋」(純米吟醸)
④澄川酒造「地帆紅(じぱんぐ)」(吟醸)
⑤金雀「大吟醸」

神戸の「灘の酒」とはまた違った味わいを楽しみ、この料理とこれが合う!とか
この味好き!とか言いながら食事に合わせてゆっくり飲みました。
料理には本当に日本酒って合いますね♪
本当に料理の味を活かす飲み物だと思います。

そして、究極の「エビフライ」!
なんと、こちらのエビフライは、ミディアムレアなんです!
温泉卵やタルタルソースをつけて食べます。

エビフライ 

ミディアムレアは初めてでした!
新鮮な味わいが本当においしかったです。

その後、「カタナギのテリーヌ(酢の物)」「よもぎ饅頭(蒸し物)」
テリーヌ&よもぎ饅頭

テリーヌの芸術的な美しさにうっとり、そしてさっぱり&よもぎの香りとふわふわ感にほっこり。
本当に見た目がどれも美しいです。

お口直しに「イチゴのシャーベット」をいただいて、
次は「車えびのしゃぶしゃぶ」です。
しゃぶしゃぶなんて、初めて☆

お鍋 車えびのしゃぶしゃぶ

鍋が沸くと、その場で車えびを入れてしゃぶしゃぶ。。。
新鮮でなんておいしいの!

ちょっと食後に梅酒も気になったので、
またまた「番頭おすすめ きき梅酒」
きき梅酒セット

①黒糖梅酒(鹿児島)
②薩摩の梅酒(鹿児島)
③紀州赤い梅酒(和歌山)

以上をいただきました。
三つ並べて飲むと、本当に個性が分かりますね!
(ちなみに左はお水です。)

さて、そうこうしているうちに、ご飯物がやってきました。
「えび茶漬け」に先ほどのしゃぶしゃぶの出し汁で作っていただいた「味噌汁」です。
お腹がいっぱいなんだけど、おいしくて食べてしまいました。
出汁がよく出ています。

海老茶漬け しゃぶしゃぶ出汁の味噌汁

食後のデザートは名物「てしまんじぇ」
「黒蜜きなこ味」と、右は前日に食べた「いちご味」です。
両方とも驚きのおいしさです。
こちらは、通販もしているそうですよ。

黒蜜きなこ いちご


朝食は和と洋をそれぞれ選ぶことが出来るので、私は一日一種類ずつ両方試しました。
もちろん、両方とも朝から贅沢ですごくおいしかったです!

洋朝食 和朝食

朝食の最後に付いているコーヒーや紅茶もおいしいです。
またカフェオレボウルも色んな種類があって、とてもかわいいんです。

カフェオレ コーヒー
紅茶

こちらは館内のバーです。
イスに座って飲んでもよし。
くつろげるソファ、片隅にはマッサージチェアもございます。
バーに行かなくても、もちろんお部屋にも頼んだドリンクを持ってきてくれるそうですよ。

バー

バーの奥には、お風呂が。
阿知須温泉「源河の湯」
私は二日間泊まったのですが、温泉には一日三回ほど入っていました。
お風呂はモノトーンな色調&スクエアなイメージで、
ガラス越しに見える風景が時間帯によって刻一刻と変わります。
明るい自然の光も美しいし、夕方も美しい、夜のライトアップされた陰影もまた美しい。

こちらの旅館は全室6部屋しかないので、お風呂も混み合うこともなく、
ゆっくり入ることが出来ます。

その後飲む新鮮なお水もおいしいし、マッサージチェアも気持ちいい。

なんと朝風呂の後、バーに新鮮な牛乳が置かれており、自由に飲むことが出来るサービスもあります。


受付の隣にある売店。

売店


萩焼などの陶器、SOUSOUの衣類や手ぬぐい、足袋シューズ、足袋ソックスなど、
地元のおいしいこだわりの食材や「てしまんじぇ」など厳選されたものが置かれています。

スタッフの方々も、SOUSOUの衣類や足袋ソックス、エプロンなど、上手に着こなされていて、
本当にかわいい。

「あ、その足袋ソックスかわいい。」
「シャツ、かわいいな。」
と、見ているだけで楽しいです。

私のお土産の一部を紹介します。
てしま旅館特製のてぬぐい。
(これはあまりにもたくさん私が買ったからなのか女将さんにサービスしていただきました。ありがとうございます。)
ここでしか売っていないかわいらしいマーク入り!
SOUSOUの足袋ソックス。
菊柄がかわいくて、京都でも帰るけど、記念に思わず買ってしまいました。

てぬぐい 足袋ソックス

今回、萩には行っていませんが、萩焼
かわいかったので、記念に、徳利とお猪口。
それにソープディッシュ。

徳利とお猪口  ソープディッシュ


女将さんやスタッフの方々と少し話をして、チェックアウトがさみしくて、
また行きたい気持ちになりました。

また、サイトで見て気になっていた番頭さんにも最後にお会い出来て光栄でした。
若くて、でも、雰囲気があり、情熱的なものを内に秘められているのだろうなぁと感じました。

この旅館の宣伝も足で稼いで広めたということをチラリとサイトでお見かけしましたが、
本当にパワフルで、新しい「てしま旅館スタイル」を構築されてきたんだなぁと思いました。

ブログの掲載も快く承諾してくださり、本当にうれしかったです。

なんと夜中に希望される方は番頭さんとの将棋大会も行われるそうです。
番頭さんに勝つとドリンク一杯サービスなんですって!
私は残念ながら将棋は出来ないので参加していませんが。

ちなみに私は途中立ち寄りたい所があったので、神戸から山口まで車で行きましたが、
遠方の方は新幹線や飛行機の方がひとっ飛びで行けるかもしれません。
空港や駅までの送迎も予約出来るようですよ☆

てしま旅館公式ホームページはこちら

投稿者 wamodern.com : 09:31 | コメント (1)

コメント

すっごく素敵な旅館ですね!
初めて知りました。
まるで私も一緒に旅をしているようなブログ、とっても楽しかったです。

関西からも山口は近いし、ぜひ、機会があれば行ってみたいと思います。

投稿者 きいろ : 2007年5月23日 17:17

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