2007年11月22日

京都の風呂敷屋~掛札(KAKEFUDA)~

和モダン.com(KOBE)の小野です。

神戸の方も木枯らしが吹き、六甲おろしを感じる、お酒のおいしい季節がやってまいりました。
風は寒いですが、昼間は太陽の光がきれいな季節です。

そこここのモミジやイチョウ並木もすっかり色づいて・・・。

美しく赤いモミジ。青空に映えます。

モミジ

黄色いイチョウ並木もあの色がなんだかかわいらしく感じます。

イチョウ

赤も黄色も美しいなぁと思いながら、先週末散歩をしていました。

落ち葉

落ち葉もきれいですね。
家に持ち帰りました!
昔、落ち葉を押し花にしたことを思い出しました。

お家では少し前に、秋らしい紅葉をイメージしたフラワーアレンジメントを楽しみました♪

サンキライ

赤い実がかわいいサンキライを使って秋らしく。

枝物と実物の秋のアレンジ

今回もかわいらしいオレンジ色のダリアを使って、華やかに。
枝物と実物を使った秋らしいアレンジメントです。

少し分かりづらいかもしれませんが、このアレンジメント、雪柳という長い枝物をバックにあしらっています。
この雪柳は、飾っている間に日を追うごとに葉っぱが赤く色づいてきて、
部屋の中で紅葉を楽しめてしまい、とってもおもしろかったです。

今回のお花も、神戸の素敵ないつものお店!
「FLOWER DECO gris(フラワーデコ グリ)」で購入しましたよ!
住所:神戸市中央区御幸通4-1-20 1F
TEL:078-261-3747(定休日:火曜日)
 関連会社IDEAL DECOのHPはこちら

そして、こちらの黄色く色づいた柚子色もこれからの季節を感じます

梅冷酒・柚子仕立て

そうです、こちらの秋冬限定『梅冷酒・柚子仕立て』

夏場に大活躍のPETカップ入り梅冷酒に、なんと高知県産土佐の柚子果汁
入った和のリキュール!
この季節に柚子は恋しくなりますよね。

あったかいお部屋の中で、冷やした『梅冷酒・柚子仕立て』はいかがですか。
もちろん一晩冷凍庫で寝かせて、シャーベットにしても大人な味でおいしい☆

寒い冬にあたたかいお部屋でアイスを食べるような感覚でどうぞ☆

お近くのコンビニで見かけたら、ぜひお試し下さいね。


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さて、和モダンの「日本酒と美しいマナー講座」でも風呂敷包みが取り上げられていましたね。

先日、ここ何年間かず~っと行ってみたかった、老舗のお店なのですが、
実はPOPでモダンな風呂敷も扱われている京都の風呂敷屋さん
掛札に行ってきました。

掛札看板 掛札入口


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お店は、四条堀川の交差点の近くのひっそりとした路地沿いにあります。
静かな佇まいに、風格を感じます。
縦長の看板とのれんが目印。のれんにはこちらのお店のマークである「小槌」の文様が。


そして、お店の前にはこんなかわいい黄色の看板自転車が迎えてくれます。
自転車には、粋でPOPな風呂敷包みが・・・!

看板自転車

初めて訪ねる時は、のれんをくぐって、ガラッと扉を開けるのに勇気がいる気もします。
が、自転車のそばに、ちょこんと立っている店先のたぬきさんが
「お気軽にお入り下さい」のメッセージを持ってあたたかく迎えてくれます。

実は、この秋10月25日に新装開店したところで、装い新たに。

その前に私がお店に伺った時は、内装工事中で、ああ!と思ったのですが、
ちょっと離れた仮店舗で営業されていると聞き、ほっとして風呂敷を買うことが出来ました。

後日どうしても気になってほしかった風呂敷がやっぱりまた買いたくなってしまい、
もう一度訪れてしまいました。

お店の中に一歩入ると、こんな感じ。
店内には風呂敷のディスプレイと、長~いカウンターが!

店内

どうしてこんなに長いカウンターが?と思うかもしれませんが、
こちらで風呂敷を広げて見せてもらったり、実際に包み方・結び方も教えてもらったり、
と、お店とお客さんにとってなくてはならない空間なのです。

こちらのお店では、一つ一つ注文に応じて作製するオーダーメイドの絹の風呂敷を
扱われています。

正絹風呂敷

実はこのお店の奥が染物工房になっているそうで、
そこで、実際にご家族で染められているそうです。

また、風呂敷のデザインは三代目掛札氏がされているそうです。
ホームページ上でもデザインについて紹介されていますが、
納得のいくまでとことん突き詰めてデザインをされているようで、
お若い方なのにその職人気質には脱帽です。

一生ものの風呂敷、なかなか手が出ないと思いますが、
いつか何かの機会に自分でも持っておきたいあこがれの品です。

そして、こちら。
まだまだ正絹風呂敷には手が届かない私でも、頑張れば手に取ることが出来る木綿風呂敷。

木綿風呂敷

こちらは、2005年の秋から発売されたものだそうです。
実は中村勘三郎さんご襲名のご挨拶品として、
木綿の風呂敷のデザインと製作を担当されたことがきっかけだったそうです。

気軽に普段使いが出来る木綿風呂敷。
しかも日本の伝統的な文様をもとに、モダンでPOPなデザイン、色使い!
なんだか新しいと思いませんか?
私はこのデザインと色使いに驚きました!

店内のこちらのディスプレイ。

風呂敷ディスプレイと鏡

こちらは、ドロップバッグにした木綿風呂敷を自由に持つことが出来ます。
左の鏡で自分の姿を映して、どれが似合うか見ることが出来るのです。
なんだか洋服を選ぶ感覚で、楽しいのですが、どれにしようかとっても迷ってしまいます。

私が実際に買って使っているのは、これ。

格子柄の朱色です。

格子柄朱色 持ったイメージ

最新作だそうで、朱色とこの斬新な格子柄に一目惚れ。

その昔、江戸時代の歌舞伎役者は今の芸能人のような存在で、
おしゃれ、流行の発信者だったそうで、その頃「格子柄」の衣装が流行り、
一般人の中でも話題だったようです。
ファンが役者のファッションの真似をする、今と同じですよね。

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他に、こんなものもあります。

ピンク色がとてもキュートでPOPな波の模様が素敵なこちら。

青海波 ピンク

いつまでも寄せては返す波のように、平穏な暮らしが続きますように、
という願いが込められています。
 
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風呂敷らしい伝統的な文様が、新しい。
こちらの七宝文様は、「円満」を意味するそうです。

七宝 茶色

よく見ると菊と花菱が見えます。
やっぱり菊柄は惹かれます。
カラシ色と黒の渋い色使いなのですが、円と円を結ぶ間の赤色がパンチが効いていて
おしゃれ心をくすぐります。

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お店の方に一つ一つの柄について詳しく説明してもらったのですが、
どれもこれも縁起のよい文様ばかりで、なんだかその話を聞いているだけで、
元気が出てきました。

縁起かつぎと言うのでしょうか、昔の人のその考え方って、すごくいいですね!
縁起がいい文様って、聞いているとふむふむなるほど、と、どれも笑顔になってしまいます。
持っているだけで、毎日がハッピーになりそうな・・・!

そして、私の心に残ったお話。

日本が編み出した文様や家紋のデザインって、すごいですよ。
昔パリで行われた万国博覧会で、日本のそういったデザインは
海外の方がとても感銘を受けられたそうです。
ヴィトンのダミエやモノグラムなども日本の家紋や文様などに触発されて出来上がったそうです。
確かに言われてみると文様やら家紋に近い気もします。

そう考えると、日本の文化って計り知れないですね。

古いと思っていたものでも今見ても新しいし、
また、新しい息吹や、現代風エッセンスを取り入れることで、
また新たなものが生み出される・・・なんだか素晴らしいことですね。


さてさて、購入した木綿風呂敷なのですが、こんなオシャレなパッケージに入れてくれます。

レコジャケ風パッケージ

これ、見覚えありませんか?

なんとレコードジャケットと同じサイズ、レコードジャケット風のパッケージになっています。
持っているだけで、楽しくてうれしい気分になる☆
本当にこだわりのパッケージです。

そして、購入した木綿風呂敷と一緒に、
パッケージの中には風呂敷の包み方のしおりを入れてくださいます。

風呂敷の包み方しおり

しおり一つにしても、かっこいいです!

そして、なんと言ってもお店に立たれている素敵な三代目掛札氏のお母様。
とても親切に文様のこと、そして風呂敷の結び方などたくさんのアドバイスをしていただきました。

私は、家に帰ってちゃんと結べるか不安だったので、
一緒にドロップバックの包みを実演してもらい、その後私が自分でさせてもらい、
その場で手直しまでしていただきました。

しおりに聞いたことを必死でメモ書きさせてもらい、何度も質問してしまっていましたが、
じっくり付き合ってくださり、本当にありがとうございました。

どの柄を買うか鏡の前です~ごく迷ってしまい、長居をしてしまって。。。
でも、本当に時間を忘れてしまうほどの楽しいお店です。
ご家族で経営されているだけあって、とってもあたたかい雰囲気でした。

まだまだ気になる柄もあったし、またお金を貯めて買いに行こうと思いました。


風呂敷包みは回数を重ねて慣れたら上手になるそうです。
最初は難しいですが、頑張ってささっと、何も見ずに出来るようになりたい。

そうすれば、本当に粋な大人になれそうな気がします。

洋服を選ぶように、また、その日の洋服に合わせて、柄を選び、TPOに合わせて結ぶ。

一枚の布がこんな風になる不思議さ、とても素敵です。

デザイン性もすごいこちらの木綿風呂敷ですが、本当に便利です。

私は荷物をたくさん持ち歩く方なので、袋が軽いのがうれしいです。
それにドロップバックにすると思った以上にたくさん入る!
洋服とかを入れて持ち歩く時とかにも思った以上にたくさん入るので驚きです!

また、これからも色々試してみたいと思います。

~おまけ~

新装開店直後にお店に行ったところ、なんと!こんなかわいらしい手拭いを
記念品としていただいてしまいました!

新装記念 手拭

デザインももちろん掛札氏がされたものです。
唐草模様とお店のマーク、小槌が入って、とてもかわいいプレゼントでした。
紫色に黄緑色がとっても映えて素敵でした。

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掛札についてはこちら

木綿風呂敷は通信販売でも買えますが、私は京都のお店で実際に手にとって見たり、
鏡を見て自分にどれが合うか合わせたり、結び方を教えてもらったり、をオススメします!
京都のここにしかないお店ですから・・・!

もし機会があれば、是非みなさん行ってみてください。

新しい感覚にきっと驚きますよ。

投稿者 wamodern.com : 16:11 | コメント (0)

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