2009年07月16日
ザ・関西の鰻!「阿み彦」グルメレポート♪
毎日暑いですねー。スタミナつけてますかー!?和モダン.comのogawaです。
さぁ、今回のグルメレポートは、土用の丑企画。
東京組のバトンを受けて「関西の鰻」レポートをお届けします。
好物の料理は?と聞かれれば「鰻」「蕎麦」が必ず入る私ですが、
実は、「関西の鰻」初めて食べるんです。わくわく。
関東とは開き方から全く違う、という関西の味、いかがでしょう!
それでは、スタートです♪
今回のお店は、梅田から地下鉄を乗り継ぎ10分ほどでしょうか、
大阪・北浜(24番出口)からほど近い「阿み彦」さんです。

(本来の場所は、改装中の向かいの建物。
一時的にこちらで営業されています。)

雰囲気ある店内、ゆったりとした音楽が流れ、落ち着きます。
さて、まずは、肝焼きを。

山椒がきいています。香ばしくて肝はやわらかく、タレも最高です。
これは呑んじゃいますねー。
お酒は、菊正宗の「特撰」をいただきます。おいし!

続いて、、、私、初めて食べました。「半助豆腐」
「半助」さんってどちら様!??
つくった人のお名前とか?
十一代目のご主人 奥田幸彦さんが丁寧に教えてくださいました。
半助とは、うなぎの頭のこと。
関東風は、うなぎの頭はとってから調理しますが、
関西風は、うなぎを丸ごと焼くのです。
いいお出汁(だし)のでる半助をつかって
昔からまかないとして食していたのが、この「半助豆腐」!
TVなどで話題になり、オファーに応えて季節限定(冬のみ)で
メニューにされているそうです。(今回は特別に出していただきました。)
半助くん、、、ありがとう。このお出汁、美味しすぎ♪
昔は、馴染みのお客様などはよく知っていて「半助おくれ!」と
お店からもらって帰り、おうちでいいお出汁をとったり、
焼いた半助をあてにちびちびお酒を呑んだり、、、、
という光景がよく見られたそうです。
昔の人もこんな感じでさしつさされつ、呑んだのかなぁ。。。

昔の情景に、思いを巡らせながら、、、もう一杯。
お次は「うなぎの湯葉蒸し」です。

あんかけの中、湯葉にうなぎが包まれて〜くーっっ!おいしーっ!

美味しいお料理とお酒で、すっかりパワーアップ!です。
ほろよい気分でクイズをひとつ!
さてさて、こちら「阿み彦」さんのご主人、奥田幸彦さんです。
先ほど十一代目、とご紹介しましたが、
十一代って。。。一体いつ頃から始まったのでしょう〜か??

答え。寛永年間。 なんと360年ほど前から続いているのだそうです。
すごいですねー。
戦前までは、屋形船のように、土佐堀川の船の上でうなぎをだしていらしたそうです。
お店に飾ってあった歴史を感じる木の板(写真:ご主人がもっている板)は、
当時、川の通行許可証のような役割をしたものなのですって。
店に歴史あり、ですね。
さぁ、では、うなぎ丼へ参りましょう。
関東と関西、大きな違いは、開き方(背開き、腹開き)、そして、
蒸すか蒸さないか(焼くのみ)という違いでしょうか。
蒸してふわふわとして美味しい関東に対し、蒸さずに焼くのみの関西。
カリカリッとした旨さ、なのかなぁ。。。???
ご主人はいいます。焼くのみで外はカリッと中はふわっと焼くこれが難しいのだ、と。
人もそれぞれ違うように、鰻も一匹ずつ違う、毎回初対面の気持ちなのだ、と。
自分の中でよくできたな、と思えるのは全体の一割くらいかな。。。。
(ご主人のレベルですから、相当高いハードルだと思われます。)
初めの頃は、火ぶくれに火ぶくれを重ねて41年毎日鰻と向き合ってきたそうです。
もっと美味しいものを!と追求するあまり、炭も素手でならすという職人さんの世界、
愛情あればこその厳しい世界です、、、、脱帽。
思わず好奇心が押さえきれず、焼くところも見せていただくことに。
串にさした鰻を炭で焼きます。
人数や量にあわせて、串のさし方、炭の量もかえるそうです。
炭はおこすのに1時間以上もかかるとか!
パチパチパチッ,、、パチッ。
写真で伝わるかな。
実はこの音が重要なのですって。
関西は鰻の身から焼くので、目で見えるのは皮の方だけ。油のおちるパチパチという音で
身の焼き具合を判断しているのだそう。目で耳で焼く、五感フル稼働ですね。
この貝の杓、年代を感じます。昔は手に入るものでつくったのでしょうが、
普通のお玉よりタレをまわしかけやすいとか。

身は3回、皮は2回、たれをつけてさらに焼きます。
焼き上がりました!

わくわく。。。
お待ちかね、うなぎ丼の登場です!

。。。。。言葉になりません。。。

いただきます。
おぉ。香ばしい〜!
関東風の鰻とは明らかに違います。
関東育ちの私にはとても新鮮です。
皮がぱりっとしています。
でも、中はふわっです。

蒸して油をおとす関東風に比べると、関西風の方が油がのって
より濃厚な旨味を感じます。
その濃厚さに、全部食べられるかしら、なんて一瞬思いましたが、杞憂。
意外にもふわっとした身の部分はあっさりしており、
皮の香ばしさも続くので、ペロリ、完食!でございました♪
美味しかった〜っっっっ!
関西風の鰻を初めていただいてみて、関東風と関西風、それぞれに
持ち味の異なる2つの料理、という印象を受けました。
真摯に鰻に向き合っているご主人のお話に感銘を受けながら、
蔵の杜氏さんの顔が浮かんだ私。
鰻もお酒も、こういう方々がいてくださるから文化として残っていくのだなー、としみじみ思ったのでした。
今月は土用の丑の日が2回!(19日と31日)
皆様も是非、☆鰻と日本酒のひととき☆を楽しんでみてくださいね♪
最後に、「阿み彦」さんのご主人をはじめ皆様、大変ご親切にしていただき、
本当にどうもありがとうございました。
「阿み彦」さんの情報はコチラ→http://horoyoi.jp/detail_id_91.html
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今回は うなぎ丼をいただきましたが、「阿み彦」さんでは、
オリジナル「しら焼き丼」もオススメの逸品!だとか。
うなぎ丼でタレをかけるところ
「しら焼き丼」では濃いめの塩水とお酒をかけるのだそう。
関東のしら焼きとはまた違った味わいなのでしょうね、とっても気になります。












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