2012年10月 2日

渦中の「文楽」を観てきました

こんにちは。
和モダン.com(TOKYO)のハナコです。
日も短くなり、肌寒い日もあり
いよいよ秋の気配を感じるようになってきましたね。

秋といえば「芸術の秋」ですが、
9/23(日)に文楽を観てきました。
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国立劇場に着いてみると「満員御礼」の札がかかっていました。
やっぱり大阪で「ひと騒動」あったからでしょうか。

今回の演目は
「傾城阿波の鳴門」
「冥土の飛脚」

実はわたくし、文楽を生で見るのは初めてなのです。
初めて観る時は近松門左衛門の世話物で!!
と虎視眈眈と狙っていたので行く前から楽しみにしていました。

内容はHPのチラシをご覧頂くとして
簡単な感想をば・・・・・

「冥土の飛脚」

一番盛り上がったと感じたのは第一幕・淡路町の段の最後。
飛脚屋のダメ男・忠兵衛が
(よく泣くし感情的だし衝動的に行動するし、ほんとダメ男(怒)。こう言っちゃ身も蓋もないですけど。梅川が可哀想に思うのは私だけ?)
お客に届けなければいけない大金を懐に入れて
「いてのこうか(梅川のもとへ行こうか)」
「おいてくりょうか(金を置いてこようか)」
と道を行ったり来たりする場面は
太夫の語りと人形の動きが相まって
緊迫感漂う場面でした。
で、結局は我慢がきかない忠兵衛は
梅川に会いに行っちゃうんですが
その後、太夫が幕切れに「冥土の飛脚~~」
と言うんです。

飛脚屋という商売と
破滅へまっさかさまの男の行動とが相まって
「上手い!!座布団10枚!!」と
近松の卓抜したセンスの良さに脱帽です。
もちろん観客は拍手喝さいでした。


あとは、
人形があたかも生きているように見えるのにも驚きました。
同じ頭が角度によって泣いてるようにも笑っているようにも
見えることには勿論驚きましたが、動きの精緻さにも驚嘆しました。
人形が三味線を弾く場面があるのですが
弦を押さえる人形の指が動くんですよ。
腕じゃなくて!
本当にすごかったです。

もう皆様には是非是非この感動を味わって頂きたいです。

東京・国立劇場では12月に文楽の鑑賞教室もあって
解説がつく他、通常よりお安く鑑賞できるそうです。
ご覧になったことのない方はこの機会に是非!

→国立劇場12月文楽公演の案内はコチラ←

投稿者 wamodern.com : 14:50 | コメント (0)

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