2017年4月 5日

名古屋で『黒き猫』に会いに行く

こんにちは。和モダン.com(NAGOYA)のアイです。
神戸から名古屋に引っ越しして丸一年。
初めて住んだ街ですが、素敵な情報をお届けできればと思います♥

先日、白川公園内にある名古屋市立美術館に行ってきました。

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雪がちらほらと舞う寒い日でした。

 

白川公園は東京でいう上野公園のような場所でしょうか。

 

↓像が立っていたり


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↓科学館があったり(大きな球体が目印)

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美術館があったり、カフェがあったり、噴水があったりと

色々楽しめるところです。

 

そして今日のお目当てはこちら

名古屋市美術館


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↓館内には様々なオブジェがあります。

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私が見たのは特別展「永青文庫 日本画の名品」

菱田春草の「黒き猫」が見たくて。

 

 

以前、東京に住んでいた時に文京区にある永青文庫に見に行ったのですが、

残念ながらそこにはないということで見れませんでした。

(永青文庫「所蔵」で普段は熊本県立美術館「寄託」だそうです。詳しくは20117月のブログをご覧ください。)

http://www.wamodern.com/weblog/archives/2011/07/post_432.html

 

それ以来ずっと見たいーーーーと思い焦がれていた猫に

まさかここ名古屋で会えるなんて・・・!!

なんという奇遇!!

 

お目当ての猫は写真などで見るよりずっと可愛かったです。

遠くから見ても愛らしさが際立つ、丸々としてちょこんとした小さな猫でした。

写真などで見ると変な顔と思っていましたが全然そんなことありません。

 

どうしてこんなに私が菱田春草に思い入れをしているかというと

第一に、彼は私の夫の実家のある長野県飯田市の出身なのです。

夫に言わせれば飯田の一番の有名人は落合信子さんらしい・・んですが、

飯田市のためにも菱田春草も喧伝した方がいいのではないかと思います。

(展覧会で立ち読みした『別冊太陽』菱田春草特集によると、

地元には研究会もあるらしく、伝記も出版され地元の小さい子達は読まされているそうです)

 

 

第二、そして上野の東京国立博物館で

偶然 下村観山の「鵜図屏風」を見ました。

これは観山が、菱田春草の夭折(37才)を悲しんで描いたもので、左隻の海の彼方に立ち去ってゆく鵜を春草に見立て、右隻の岸壁で鳴きながら見送る鵜・観山という屏風図でした。

友達を亡くした悲しみが伝わってくる本当に哀切な絵で、

観山にこのような絵を描かせた春草という人が益々気になっていました。

 

ここまで、春草への思い入れを滔々と書いてしまいましたが、

この展覧会、横山大観、下村観山などの日本画の大家の作品がずらりとあり、

見応え十分の展覧会となっていました。

 

この日チケット販売所で前に並んでいた若いカップル(見たところ学生)が

「え?!ゴッホとゴーギャン展じゃないの~?!」と声を上げていました。

同時期(1/3-3/20)愛知県美術館で開催されていた「ゴッホとゴーギャン展」の会場と間違えて来たようです。

こちらは2/12現在で来場者が10万人突破とかなり盛況だったようで、

TVのニュースでも取り上げられていました。

 

どっちが間違えたのか知りませんが、

ちゃんと下調べしてこいよー、と心の中で突っ込んでしまいました。


 

日本画もなかなかいいですよー。

華やかな色彩の絵も素敵ですが、水墨画や落ち着いた色合いの絵も日本人のDNAにはしっくりくると思います。そして画題も馴染み深いですし。

食わず嫌いせず、もっと目を向けて欲しいです。

 

名古屋は1/14-2/26まででしたが、全国を巡回しているのかもしれませんね。

興味のある方は是非!

投稿者 wamodern.com : 13:00 | コメント (0)

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